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ジェネレーションギャップが組織の多様性を阻害する?!【後編】

ジェネレーションギャップが組織の多様性を阻害する?!【後編】

著作者:Freepik

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前編では、ジェネレーションギャップが生じる背景とそれらに起因して組織で発生しうる問題について考察してきました。様々な問題が起こる前に、お互いの価値観や考え方、その背景を理解し合う機会をつくり相互理解に務めることが重要になります。
しかし、既に小さな火種がいくつもできている場合はどうしたらいいのでしょうか。後編では、問題が起きてしまっている場合の解決方法について考察していきます。

既に問題が起きている場合の解決方法

ジェネレーションギャップが企業内で問題となる場面は多岐にわたりますが、相互理解を深める取り組みを通じて、これらの課題を克服する一翼を担うことができます。
教育とトレーニング、メンターシッププログラムの導入、柔軟な働き方の推進など、様々な手段を活用して、世代間のコミュニケーションを円滑化し、組織全体のパフォーマンス向上につなげることが求められます。


■教育とトレーニングの実施
組織全体に対して、世代間の相互理解を深めるための教育プログラムやトレーニングを提供することが重要です。
具体的には、
  ①各世代の特性や価値観、働き方について理解を深める内容 
  ②相互理解を前提としたコミュニケーションの取り方 
  ③アンコンシャス・バイアスを認識し、どのように改善するかを理解できる内容
などを取り入れると良いでしょう。なによりも、全員が共通認識を持つことで、コミュニケーションの円滑化や協力関係の構築につながります。


■メンターシッププログラム
X世代の経験豊富なメンバーが、Y世代やZ世代の若手従業員を指導するメンターシッププログラムを導入することで、世代間の知識や経験の共有が促進されます。メンターシップを取り入れる場合は、メンターに対し期待する役割や留意点、メンターに対するフォローなども行う必要があります。


■柔軟な働き方の推進
これからの時代を支えるY世代やZ世代のニーズに合わせて、柔軟な働き方を推進することも重要です。リモートワークやフレックスタイム制度の導入など、働き方の選択肢を用意することで、世代間で異なる働き方を共存させることが可能です。また、コロナ禍で普及したリモートワークが廃止されることをきっかけに、他社へ転職をする優秀な人材が増えていることも認識しておくべきでしょう。

エルティヴィーがご支援できること

様々な部署・チームで小さな火種が起きていても、自社内のことだと「あの人はそういう人だから」「うちの会社はそういう文化だから」と片付けてしまい、根本的な問題が見えていないことは無いでしょうか?
これらの小さな火種の背景には「認識の違い」「価値観の違い」などジェネレーションギャップが潜んでいることが多くあります
エルティヴィーでは、研修プランナーが、問題になっている事象などを一社一社丁寧にヒアリングさせていただき、「外部だからこそ分かる」「外部だからできる」課題解決に向けた最適な研修をご提案しております。
ダイバーシティの推進、働き方改革の推進、また、生産性向上施策の一環として、相互理解を深めるためのコミュニケーションスキル研修や、今の時代に求められている上司像を理解し、若手とのジェネレーションギャップを理解するための研修などを多数ご用意しています。

「管理職は時代背景の違いなどからどのような点に注意すべきか」をまとめた講師インタビュー動画をご用意しております。
ぜひこちらもご覧ください。

 

また、具体的な研修に関するお問い合わせや人材育成に関するご相談はこちらよりどうぞ。

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