
仕事、家事、ダイエットや運動…やらなければならないこと、やった方がいいことはいろいろありますが、モチベーションが上がるときと下がるときがあると思います。一般的に「やる気」や「動機づけ」といった意味で使われるモチベーション。
いつも高い状態を維持できれば良いのですが、なかなか維持できる人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、モチベーションが下がるメカニズムとその際の処方箋、つまりモチベーションの上げ方をお伝えいたします!モチベーションをコントロールする方法さえマスターすれば、いつでも意欲を自由自在にあやつり、やる気に満ち溢れた人になることも可能になるというわけです。
さて、モチベーションが下がる理由は、人それぞれ、さまざまです。
例えば
「やり方が分からないからやる気がでない」
「今行っている業務そのものが嫌い」
「一生懸命やった割に成果が出ない」
「失敗するのが怖い」
「あの人がいるとやる気を削がれる」
などなど。
実はこれらは、表面的な二次的理由だと言われています。
これらのような表面的な理由を取り除いても、根本的な解決にはなりません。
骨がずれていて痛い。骨を正しい位置に戻さなければいけないのに、痛み止めだけ飲むようなものです。
一時的にモチベーションが上がっても、また別のモチベーションが下がる理由が出現し、結局は自分でコントロールができない状態のままです。
では、モチベーションが下がる根本的な一次的理由は何なのでしょうか?
理由は大きく3つに分けられます。
1つ目は、それがあなたにとって意味を感じないことだからです。
やる意味を感じられないことに対して、モチベーションは上がりません。
2つ目は、取り組むときに目標を必要以上に大きく捉えたり、漠然と捉えたりするからです。
大きく捉えすぎたり、漠然と捉えたりすると、人は「自分には手に負えない事」と認識してしまい、モチベーションが下がってしまうのです。
3つ目は、まわりから評価をされないからです。
自分としては頑張っているという意識が高いほど、評価されないと激しくモチベーションが下がってしまいます。
これらの根本的な理由、一次的な理由があるために、「やり方が分からないからやる気がでない」というような表面的、二次的理由が出てきてしまうのです。 あなたのモチベーションが上がらない一次的理由、本当の「WHY?」がわかったでしょうか?次回はモチベーションを上げるにはどうしたらよいかの「HOW?」をお教えします。
次回の記事はこちら>