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モチベーションを科学する!やる気が下がる3つのワケ

モチベーションを科学する!やる気が下がる3つのワケ

目標を立ててそれを達成する、というのは簡単にいかないこともあり、多くの方が「どうしたら達成できるのか?」「そもそもどうしたら決めたことを継続して実行できるのか?」と悩んでいます。 計画を立てたときはやる気にあふれていた。実行できそうな気がした。でも、結局途中で挫折した。やる気が長続きしなかった…そんなことも多いのではないでしょうか。 今回は、モチベーションがダウンしてしまう3つの理由とその解決方法についてお話しましょう。

漠然とした大きな目標を立てすぎる

モチベーションが下がるひとつめの理由は、漠然とした大きすぎる目標を立ててしまうことです。計画を立てているときは、高い目標、カッコイイ目標のほうがテンションが上がりますから、どーんと大きな夢を打ち上げたいものです。でも、具体性がなければ実行は難しくなります。 大きすぎる目標は、どこから手を付けたらよいのかわからず、結局はただの夢で終わってしまいがち。目標は、実現可能な現実的で計画性のあるものが望ましいです。 目標が漠然として大きいなと感じたら、まず全体を冷静に分析する必要があります。その後、大きかった目標を分解して細分化。具体的に実行できるようにして、ひとつひとつクリアしていきましょう。

やる意味づけができない

ふたつめの理由は、目標をやる意味づけがきちんとできないことです。仕事にしても、スポーツや趣味にしても、その目標を達成する意味を見出せないと人はなかなか努力を続けることができずに挫折してしまいます。 「こんな仕事に何の意味があるのか?」「受験勉強に何の意味があるのか?」と悩むのはよくあること。目標は「これをやり遂げることは自分にとってこのような意味がある」と認識し、意味づけができなければ実現できません。 とはいえ、何にでも簡単に意味づけが出来るか…といえば難しいこともあるでしょう。例えばあなたが上司で、部下の仕事へのモチベーションをアップさせたいとします。その場合は、会社や部下本人にとってその仕事にどんな意味があるのか、を実感できるようサポートしてあげる必要があります。

正当な評価を受けられない

モチベーションが下がる3つめの理由は、正当な評価を受けられないことです。人は、努力して頑張っているのに正当な評価を受けられないときが続くとモチベーションが著しく下がり、最後には「どうせ自分なんて」と自己否定をしてしまいます。 そうならないためには、実行したことをかならず振り返ること。やりっぱなしにしないことが大切です。その際、できなかったことを思ってがっかりするとモチベーションが下がります。小さくても「できたこと」を自分で評価しましょう。 小さな成長でも脳に「自分は出来た」と認識させることが大切です。

モチベーションが「上がる」「下がる」は、実はセルフコントロールも可能と言われています。エルティヴィーでは、研修内容の定着を図るための取り組みとして、「行動計画の作成」を研修内に盛り込んでいます。さらに、脳科学的な根拠を用いて「実行可能」「継続可能」「達成可能」な行動計画の立て方や運用の仕方もあわせてお伝えしています。研修内容の定着化に課題がある企業さまは是非一度ご相談ください。

この内容にご興味をお持ちいただけた方は、是非こちらのコラムもご覧ください。

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