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5分でわかる!自分でできる!PDCAの回し方【後編】

仕事をするうえで、よく「PDCAを回す」という言葉が使われます。「P」は「計画する」のPlan、「D」は「実行する」のDo、「C」は「評価する」のCheck、「A」は「改善する」のActionです。

この「計画」「実行」「評価」「改善」を経て、またより良い「計画」を立て「実行」するというように、「PDCA」を回すのです。理論上は、回せば回すほど、仕事はよりレベルアップしていくはずです。

しかし、なかなか理論どおりには行かないことが多いのがPDCA…実は、うまく回すコツがあるのです!

前回は特に重要な最初の「P」、計画の立て方についてお話しました。今回は、その後の「DCA」のノウハウをお教えします。

Doを習慣化させることが大切

さて、「P」の段階で実行可能で具体的な計画が立ちました。プランを実行する「Do」のポイントは、習慣化させること。最終的には、無意識でも行動できるくらいにしたいものです。

そのためには、初めは逆に意識して実行することが大切です。ゆっくりと、丁寧に、ひとつひとつ確認しながら行動してください。目的が「実行すること」になってしまうと、行動が雑に適当になりがちです。それでは仕事の質が下がってしまい、結果的によい成果が出ません。最終的に挫折してしまう原因になるのです。

また、何のために行動しているのかも常に意識することが重要です。「P」で立てた目的をいつも頭に思い描きながら実行すれば、継続する意義を実感でき、挫折しにくくなります。

「C」で成長を確認し「A」につなげる

「C」と「A」のポイントは、できなかったことをチェックせず、小さくてもよいので「できたこと」を確認することです。

できなかったことにばかり意識が行ってしまうと、「自分はやはりだめなのだ」とマイナス思考が働き、目標に向かう意欲がダウンしてしまいます。小さな成長にスポットを当て、「A」(改善)につなげていきましょう。

さらにもっと良くないのは、行動はするけれど、チェックも改善もしない「やりっぱなし」です。これでは、自分では頑張っているつもりでも、何度も同じ間違った行動を繰り返す危険もあります。意外と「やる気」があるつもりの人に多いのがこの「やりっぱなし」要注意です

P、実現可能な具体的なヴィジョンを計画し
D、意識して丁寧に実行して無意識で出来るようになり
C、小さな成功、成長に目を向け
A、さらに良くなるよう改善策を考え
次のP、プランを計画する。

いかがでしょうか?このポイントを押さえればPDCAをうまく回して、目標を達成できそうですね。ぜひ試してみてください!

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