「目標を立ててもいつも挫折してしまう」「やる気があるのに続かない」。そんな悩みを持っているあなた。 挫折してしまうのはあなたがダメな人間だからではありません。「挫折しない」ためにはコツがあるのです。 今回はその3つの秘訣についてお話いたします。
目標を分解する
秘訣の1つ目は「目標を分解する」ことです。人はつい最初に立派な目標を立てがちです。もしくは、上司から有無を言わさず大きな目標が降ってくることがあるかもしれません。 しかし、大きすぎる目標、漠然とした目標は何を実行したらよいのかが具体的につかめず、挫折しがちです。大切なのは目標を観察し、正確に内容を分析して、できるサイズに分解していくことです。「家全体をピカピカにする」のはどうしたらよいのか途方にくれますが、「キッチンの引き出しをひとつ綺麗にする」だったら今からでもできそうですよね。 このように、すぐ着手できるサイズの目標に分解して実行することで、結果的に長続きして最後には目標を達成できるのです。
目標に意味付けをほどこす
秘訣の2つ目は、「目標に意味付けをほどこす」ことです。例えば「英語を話せるようになりたい」という目標があるとします。誰だって話せるに越したことはないと考えるでしょう。 ここで一歩具体的に踏み込んで、あなたにとって英語が話せるとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。 例えば、「前から行きたかったロンドンに行って、英語で買い物をする」「海外から遊びに来た旅行者に自分の街を案内する」・・・など具体的な意味づけがあると挫折しかかった時も初心に返り、モチベーションを取り戻すことが出来るのです。 しかし、全ての目標に必ずしもわかりやすい意味があるとは限りません。他人から課せられた抽象的な目標だったりすると、意味が掴めずにモチベーションが下がってしまう事もあるでしょう。 そんな時は、自分で意味付けをしてみましょう!目標を達成することで、評価があがりステップアップにつながると考えればモチベーションが沸いてきませんか? 場合によっては、指示を出した人とその目標達成の必要性について話し合って意味を見つけてもいいかもしれません。
目標を達成したときは自分を褒める
秘訣の3つ目は、「目標を達成したときは自分を褒める」ことです。 人は必ずしも、自分の思ったように計画を実行できるわけではありません。まずは一日の終わりに、「今日できたこと」を振り返ってみましょう。重要なのは、計画通りにできなかった日も「出来なかったから自分はダメだ」と決して思わない事です。 思い通りには行かずとも、必ず少しは進歩したことがあるはずです。「今日は昨日よりここが良くなった」と出来た部分を自分で評価してあげましょう。反省は大切ですが、自己否定はなにも生みません。 1.目標をまずは着手できるサイズに分解する 2.目標に対して具体的な意味付けを行う 3.達成できた目標があれば、自分を褒める この3つの秘訣を活用すれば、モチベーションを高く保ったまま目標を達成できるはずです!今日からちょっとだけ頭を切り替えて、挫折しない自分になってみませんか?