ストレスと記憶力が関係あるって、ご存知でしょうか?資格試験があるのに勉強内容が覚えられない、仕事でお客様の顔と名前が覚えられない、受験があるのに思うように成績が伸びない・・・。記憶力が原因のお悩みを抱えている人も多いと思います。 もし、ストレスが原因で記憶力が落ちているのだとすれば是非取り除いて効率的に記憶力アップをはかりたいですよね。ちょっと意外な気もしますが、最近の研究でストレスの有無が記憶力に大きく関係していることが分かった来たのです。今回はストレスと記憶力の関係についてお話します。
海馬を育てるのが大切
記憶に関係する脳の器官「海馬」。「海馬」は大脳側頭葉の内側部に位置する器官で、記憶の形成に不可欠な働きをします。 脳に入力した情報を、覚えておくか消去するかは「海馬」が司っています。実はこの「海馬」は、鍛えればどんどん増えるという特質がある反面ストレスにとても弱く、ストレス過多になるとすぐに委縮してしまうというナイーブな面もあるそうです。記憶力を上げるには、この海馬を育てることが重要なのですが…。
どうすれば海馬が育つのか?
ではどうすれば、海馬は育つのでしょうか?先ほど述べたように、海馬はストレスにとても弱く、ストレスを強く感じると委縮してしまいます。ですから、ストレスのない生活、もしくはストレスに対して強くなることが大切です。 メンタル面では、幸福感を感じることがポイント!幸福感がアップする3つのコツをお教えしましょう。
毎晩今日良かったことを考えよう!
ひとつ目は、毎晩夜寝る前に「今日できた良かったこと」を3つ挙げることです。なるべく、紙に書き出したり、声に出したほうが効果的です。日常生活を送っていると、毎日良い事ばかりではありませんよね。うまくいかなかった日もあるでしょう。それでも「良かったこと」を挙げてください。 うまくいかなかったことを振返って考えるのも大切ですが、反省しすぎて「今日はダメな日だった」「自分はダメなのではないか」「この仕事向いていないのではないか」などとネガティブに考えるのは逆効果です。 特に寝る前はネガティブな事を考えると、睡眠の質も下がります。思い通りにいかなかった中でも小さな頑張り、小さな成功やラッキーだった出来事を思い出して挙げましょう。
大好きな人や動物と触れあおう!
ふたつ目は、好きな人とのスキンシップです。日本人はスキンシップが比較的少ない国民性ではありますが、好きな人とのふれあいはとても大切。「しあわせホルモン」と言われるエンドルフィンの分泌にもつながり、幸福感を感じることができます。恋人、配偶者、お子さん、あるいは大好きなペットでもOK!積極的にスキンシップをとりましょう。
謙虚すぎるのはNG!
3つめは、謙虚過ぎない事。謙虚であることは良い事と日本では思われていますが、控えめすぎるのは脳にはよくありません。「自分はダメだ」とネガティブに思うことはストレスにつながります。 「自分ならできる」「自分はついている」「自分は性格が良い」というように、自己肯定してポジティブに考えることは、幸福感につながり、ストレスが軽減します。他人に伝える必要はありません。心の中で唱えればよいのです。その幸福感が海馬を育て、記憶力UPにもつながります。海馬育ては成功への近道!?ぜひ試してみてください!