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生産性を低下させる?!あなたが無意識にやってしまっている生活習慣とは?

生産性を低下させる?!あなたが無意識にやってしまっている生活習慣とは?

「生活習慣と生産性」。
そう言われた際に、どのようなことを想像されますでしょうか?

以前、アメリカのフォーブスという経済紙で「5つのやめるべき習慣」が取り上げられたことがありました。多くの人々の関心を集め、一週間に6万人以上がアクセスしたそうです。


あなたは、やめるべき生活習慣と聞いて、どのようなものを思いつくでしょうか?

今回は、日常の生活習慣と生産性との関係がテーマです。

習慣とは?

「習慣」とはつまり「クセ」。
普段、何気なく生活をしている中で作り上げてきた「クセ」があなたの生産性を作りあげていると言っても過言ではありません。

心理学においては、人は行動の約90%以上を「クセ=無意識」で行動しているとも言われています。

もし無意識で行っている「クセ」をやめたい・直したい・変えたいと思った場合・・・
なんと脳科学では、「クセ」は直らないと言われています。「クセ(習慣)」を作り上げてきたのは長い年月の行動によるものだからです。
「クセ(習慣)」は、ご自身にとっては居心地のよいものとなってしまっています。
そのため、例え直すべき「悪いクセ(習慣)」であろうとも、直そうとすると、脳が拒否反応を示します。
その結果、「新しいクセ(習慣)」を身につけようとする時は、一気に「新しいクセ(習慣)」を作るのではなく、徐々に「新しいクセ(習慣)」を身につけていくことがポイントです。

習慣と生産性の関係

ここでは、生産性のことを「結果」という言葉に置きかえて書いていきたいと思います。生産性が高いということは、よい結果を得られていることになります。


さて、「結果」とはどのようなプロセスを経てたどり着くものなのでしょうか?

結果を生み出しているのは、冒頭より登場している「習慣・クセ」です。
また、その「習慣」は何から生まれているかというと「行動」だそうです。そして「行動」は、「思考」から来ていると言われています。
下記のようなプロセスですね。
「思考」⇒「行動」⇒「習慣」⇒「結果」となります。

つまり、「良い思考」が「良い行動」を導き、その結果、「良い習慣」が身に付き「良い結果(生産性)」となるわけです。

このように好循環で回っていたらいいですよね。

逆に「悪い習慣」は、皆さんの仕事を遅くし生産性を下げ、クリエイティビティを削っていき、最終的に「良い結果」結果につながらなくなります。

生産性向上のために今から身につけるべき5つの習慣

良い結果を生み出すサイクルを回すには、少しずつでいいので、良い習慣を続けていくことが大切です。冒頭にご紹介したアメリカの経済誌フォーブスが組んだやめるべき5つの「習慣」をご紹介いたします。

1)就寝前はスマートフォンを使わない

ご存じの方も多いかと思いますが、就寝前のスマートフォン(タブレット、PC)は、睡眠への影響があると言われています。
その原因となるのが、スマートフォンなどから発せられる「ブルーライト」です。
このブルーライトは、皆さんの気分や活力、睡眠の度合いに大きな影響を与えます。

朝の太陽の光には、密度の高いブルーライトが含まれています。ブルーライトは、睡眠時に作られるメラトニン(脳内神経伝達物質)の生成を止め、日中を精力的に過ごすことができます。そして午後になると、太陽のブルーライトが減少し、体内のメラトニン(脳内神経物質)が生成され、徐々に眠気が増していき深い(質の良い)睡眠につながります。

しかし、就寝前にスマートフォンなどを見てしまうと、ブルーライトが睡眠ホルモンのメラトニンの生成を抑えてしまい、睡眠の質を下げてしまいます。

質の良い睡眠をとり、生産性の向上につなげるためには、夕食後はスマートフォンなどのデバイスの使用をさけていく必要があります。

2)情報をシャットアウトする

目の前のことに集中するには、その前に最低でも15分程度集中するための時間が必要と言われています。一度、集中の状態に入れば「フロー」と言われる生産性をあげる精神状態になるそうです。

しかし、SNSやネットニュースなど別のことに気が向いしまったり、集中したい仕事の最中に来たメール通知を見てしまうと、フロー状態から抜けてしまいます。つまり、再度フロー状態に入るためには、改めて15分間の集中した時間が必要となるのです。

1日の中で、集中出来たり、できなかったりする事が繰り返されるのであれば、実は1度もフロー状態に入れずに仕事をしていることになります。
とてももったいないですよね。集中する時は一度SNSなどから離れることも生産性をあげるための良い習慣となるかもしれません。


3)メールの保留をやめる

生産性の高い人は、受信したメールをそのまま保留にしないそうです。
メールを確認する時間を決め、そのスケジュール通りにメールを確認し、返信を最優先事項として行うと言われています。
前述のインターネットサーフィンに通ずる部分かもしれませんが、スケジュールを決めて行わないとフロー状態に入れなくなるというのもその理由のようです。

4)自然に目覚めたタイミングを逃さない

睡眠中は、脳は一連のサイクルを繰り返しています。そのサイクルが終わると目覚めが訪れそうです。
そのため、アラームが鳴る前に目がさめたりするのは、このサイクルが終わり、起きる準備が整ったタイミングだそうです。
例えば一度目がさめた後に再び寝てしまうと、睡眠のサイクルが崩れ、逆に疲れを感じてしまうそうです。
ぜひ、自然に目がさめた際は、そのままベットから出て、生産性の高い朝を過ごすことをおすすめします。

5)マルチタスクを禁止する

スタンフォード大学の研究により、マルチタスキングは1度に1つのことをするよるも生産性を下げてしまうことが分かっています。
研究によると、複数の実験を同時に行うと、一方に注意がいかなかったり、情報が思い出せなかったり、一つのことを終えても次のことに頭が切り替わらないようです。
実は、脳は、2つのことを同時に成功に導くだけの容量がないのです。
そのため、マルチタスキングで仕事を進めるよりも、一つのことに集中し仕事を進めたほうが生産性が高いというわけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実は、わたしも上記の中からできることから始めようと思い、就寝前にスマートフォンを見ることをやめよう!と心に誓い取り組んだのですが、どうしても枕元にスマートフォンがあるとついつい気になって見てしまう。その結果、質の良い睡眠が取れていないということを繰り返してきました。
そこで、就寝時は、スマートフォンを寝室に持ち込まず、朝は目覚まし時計で起きるようにしました。
その結果一番効果があったのは、子供でした。今まで、眠りについたあと、何度か目を覚ましていたのですが、上記の事に取り組んでからは、朝までぐっすりと寝てくれています!
ちょっとした工夫で睡眠の質が向上し、翌日からのスッキリ行動できる結果となっています。

ご紹介しました5つの習慣をすべて今からやめようと思うと挫折してしまうかもしれないので、まずはご自身でできそうな事からスタートしてみませんか?

エルティヴィーでは、前述のような「脳科学」を根拠づけに用いた「コミュニケーション研修」をご提供させていただいております。単なる知識のインプットではなく、「脳」の特性をしっかりと理解したうえで、「脳」の持つパフォーマンスを最大限発揮させ、コミュニケーションに活かすことで生産性の向上につながると考えています。そのための、ロールプレイング(アウトプット)をふんだんに取り入れた研修をご提供しています。

人材育成のお悩みはエルティヴィーにご相談ください。

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