悩む男性

学習には適度な負荷が大事?認知負荷を意識して記憶力アップ!

人は行動を起こす時、常に「何をするべきか」記憶した状態です。
たとえば、隣の部屋からモノを取ってくる時、何を持ってくるか覚えたまま席を立ちますし、目的を達成すればその記憶は用済みなので忘れてしまいます。

このような、「一時的に保持しておくだけの記憶」をワーキングメモリといいます。
人は学習するとき、まず覚える事柄をワーキングメモリに収め、その後長い期間覚えておくための書庫のような脳の領域に転送することで忘れることを防止します。

我々が一般的に「記憶」という単語で連想するのは、ワーキングメモリではなく、この書庫による長期的な意味での記憶のことです。

認知負荷とは?

認知負荷というのは、作業時のワーキングメモリの稼働率を指す言葉です。
一般的に、より高度で複雑な作業をする時ほど人のワーキングメモリは圧迫され、学習や記憶においても覚える量が多かったり、ニュアンスが難しいほど認知負荷は増大します。

過度な認知負荷にさらされた状態では、学習や作業のパフォーマンスは低下してしまいます。
一度にあれやこれやと全てこなそうとすると、やることを覚えていることで精一杯になり、作業の効率が落ちてしまうのです。

適度な認知負荷が記憶力アップにつながる

しかし、逆に認知負荷が少なすぎる状態でも人間の記憶力や作業への集中力は低下してしまいます。
誰も来ないコンビニのバイトをイメージしてください。退屈すぎると眠くなってきたり、やることが少なすぎて勤務中に気が散ってしまいますよね。

記憶という行為は、筋トレと似たような部分があります。ダンベルトレーニングでも、ダンベルが重過ぎれば過負荷でロクに運動ができませんし、軽すぎる場合でもなかなか筋肉が鍛えられません。

トレーニングは、今の自分の能力・実力に見合った負荷をかけることで効果を発揮します。それは脳も筋肉も同じことです。
仕事に忙殺されパフォーマンスが低下していると感じる人、逆に暇過ぎて張り合いがないと感じる人は、一度自分にかかっている認知負荷を意識し、軽減したり、逆に少し負荷を増やしてあげるといいかもしれません。

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