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脳を喜ばせるのがコツ!!脳を最大限に活用する5つの方法【前編】

脳を喜ばせるのがコツ!!脳を最大限に活用する5つの方法【前編】

昨今の世の中、日々の習慣やビジネスの場に通ずるノウハウ記事が溢れ返っています。
しかし、そういった場に対してのノウハウばかりを追っていると、存外根本的な部分を見落としがちになってしまいます。

ここでいう根本的なノウハウとは…ズバリ、「脳そのものの活用法」です。
如何に行動の指針となるノウハウがハッキリしていようとも、そもそも脳が生産的な活動を行うために適した状態になっていなければ元の木阿弥です。

今回の記事では、前後編に分けて脳科学に基づいた「脳を最大限に活用する5つの方法」を紹介していきます!

報酬系を働かせる仕組みを作る

私たちは、何か報酬を獲得したと感じる時、脳内でドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を分泌します。このドーパミンという物質は喜びや高揚感をもたらすモノであり、食事や恋愛、スポーツでの真剣勝負やリスクのある賭け事とも関連しています。

報酬系を働かせる仕事のやり方として代表的なものに「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。その内容は仕事を25分行ったら5分間の休息を報酬として自分に与えるという単純明快なものです。

もちろん、5分間では充分な休息を得ることはできませんが、「報酬系を働かせる」という目的を達成するには実はこれで充分なのです。
手軽に報酬系を働かせたければ、「自分にご褒美」が有効です。しかし、わざわざ高級な食べ物やグッズを自分に買い与える必要はありません。

工夫次第で、ほんの些細な刺激でも脳は報酬を感じることができるのです。
例えば、仕事のToDoリストを管理するアプリを用意し、チェックを付けるたびに小気味よいアラームを鳴らすだけでも、モチベーションのアップに繋がります。

やることをリストアップする

またリストを作成することそのものも、仕事の能率化を促します。
というのも、人は「今やること」を把握する時、情報を短期的な記憶をするためのワーキングメモリに仕事のリストを保管し続けるからです。

ワーキングメモリはいわば人の頭の中にある作業机のようなものであり、仕事そのものを行うのにも必要不可欠です。
つまり、「仕事のリストをワーキングメモリに置き続ける」ことは作業机のスペースを圧迫しているのと同意義であり、仕事の能率を低下させます。

あらかじめリストを作成しておけば、仕事中は他のリストの事は忘れて今のタスクに臨めるため、作業の効率アップが期待できます。

前半では、ToDoリストの作成の重要性と、報酬系を使うとはどういうことなのかに付いて説明してきました。特に報酬系の活用は、今のタスクが終わった瞬間に「完了!」と脳内で声にして呟くだけでもドーパミンが分泌されやすくなるので、是非実践してみてください!

次回の記事はこちら>

 

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