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「脳にいい食べ物」で生産性UP!脳を活性化させるブレインフード

「脳にいい食べ物」で生産性UP!脳を活性化させるブレインフード

「この食べ物は体にいい」「この食べ物は体に悪い」。 皆さんは食事を選ぶ時、少なからず体への良し悪しを考慮して選んでいるかと思います。 しかし、「脳にいい食べ物」を意識して選んだことはあるでしょうか?

ブレインフードとは?

脳の活性に繋がる食べ物を、英語圏の人々はbrain foodsと呼びます。 これらのブレインフードは科学的に効果が実証されているものであり、効果的に活用することで、 私達の頭脳労働の効率を飛躍的にアップさせることが可能なのです。 今回は効果的かつポピュラーなブレインフード3つを、それぞれの効能と共にご紹介していきます。

コーヒー

なんだ、よくあるカフェインでの眠気覚ましか…と思った方もいるでしょう。 コーヒーのブレインフードとしての効果は、単なるカフェインの力だけではないのです。 まず、第一に知られている眠気覚ましの効果ですが、これはコーヒーが睡眠物質「アデノシン」が脳から分泌されるのを阻害するためです。これがもたらす覚醒効果と集中力のために、コーヒーを愛飲しているという方も多いのではないでしょうか。 次に、コーヒーにはなんと記憶や学習に重要な脳の部位「海馬」を刺激し、記憶力を高めてくれるという実験結果が報告されているのです。この効果はコーヒーを飲んだ後20分後に発生し始め、60分後をピークに4時間ほど継続します。もしもあなたが記憶力を求めてコーヒーを摂取するのであれば、この効果時間を逆算して摂取することをオススメします! ちなみに、コーヒーの摂取量は1日3杯程度が適量です。シロップやコーヒーフレッシュの入れすぎは糖分の過剰摂取に繋がるのでほどほどに。

チョコレート

これも有名なのではないでしょうか?よく、疲れた時や頭脳労働には甘いもの、といいますよね。 勿論、血糖値が上がれば血流の流れは良くなります。しかし、それをいつもするというのはかなり不健康な習慣ですよね?ブレインフードで摂取するべきチョコレートは、糖度が高いものではなく、むしろビターなカカオ濃度の高いものがオススメなのです。 カカオに含まれるカカオポリフェノールには脳の血流を増やす効果が確認されており、タンパク質の一種であるBNDF(脳由来神経栄養因子)は、神経細胞の発生や成長、維持や再生を促してくれます。 そう、チョコレートもまた、記憶力そのもののアップに繋がる食品なのです! ただし、こちらも一度に大量摂取しても意味がありません。カカオポリフェノールは一定の量を超えると体に吸収されなくなり、排出されてしまうからです。目安としては1日3枚から多くても5枚。 また、カカオから血中に吸収されるエピカテキンという成分は、チョコレート摂取後から2時間でピークに達し、これを目安にカカオポリフェノールが排出されるようになるので、食べる時は意識して間隔を空けるといいでしょう。

大豆

最後に紹介するブレインフードは大豆製品!これはあまり知られていないかもしれませんが、大豆に含まれている「レシチン」という成分は脳やその神経に多く含まれる物質なのです。 レシチンを摂取することは、それらの組織の生成を助けると共にレシチン自体が神経伝達物質「アセチルコリン」の生成を促して記憶能力を向上させると言われています。 また、「L-チロシン」は摂取が推奨される準必須アミノ酸で、神経伝達物質である「アドレナリン」 「ノルアドレナリン」「ドーパミン」を生成します。これにより、集中力を高めたり、ストレスを緩和する効果もあると言われています。
食生活というのは、毎日の積み重ねであり、習慣です。
これらの食品はポピュラーで、日常的に摂取しているという方も少なくないでしょう。
それらの成分を存分に生かすには、効果への正しい理解と、なにより偏りなくバランスよく食事をすることが大切です。


エルティヴィーでは脳科学のエビデンスを用いて、どのように脳内神経伝達物質を適正に分泌させ、生産性やモチベーションの向上を図ればよいか?を研修コンテンツとしてご用意しています。今までの「よくある研修」とは異なるアプローチで従業員の生産性向上をご検討されたい企業さまは、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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