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記憶力とやり抜く力の深いカンケイ~4人の脳内キーパーソン(前編)

目標達成や課題解決、最後までやり抜くのはなかなか難しいですよね。「いつも目標を達成できない」「自分は根気がなくて意志が弱い人間なのではないか?」…そんな風に思ったことはありませんか? 大丈夫。あなただけではありません。同じように「自分はダメな人間なのでは?」と悩む人はたくさんいます。なにかをやりぬくことが難しいのは、決して意志が弱いせいではないのです。

重要なのは脳のトリセツの理解

人間の脳は、非常に複雑に出来ています。高機能の家電に取扱説明書があるように、脳もきちんとトリセツを理解していなければ使いこなすことは難しいのです。 逆に言えば、トリセツを理解すれば、脳は思い通りにコントロールすることができます。 やる気を出すことも、目標を達成することも可能というわけです。 今回から3回にわたって、脳の記憶の仕組みについてご説明します。「記憶力」と「やり抜く力」との密接なつながりをみていきましょう。

記憶と目標達成の関係って?

目標を達成するためにとても大切なことは「イメージ」です。目標を達成したいならば、漠然とではなく、なるべく具体的なイメージにすることが必要なのです。 例えば「痩せてきれいになりたい」ではなく、「夏までに3キロ痩せて、あこがれのブランド〇〇の水着を着て、沖縄の石垣島のビーチでシュノーケリングしたい」といった具合。極力具体的に、目標をイメージするのです。 そのためには、あなたの頭の中に、「あこがれのブランド〇〇の水着」の具体的なビジュアルが無ければなりませんし、石垣島のビーチの風景が思い浮かばなければなりません。 つまり、「知っていなければ、イメージできない」「記憶していなければ目標に具体性を持たせることができない」わけです。 そこで大切なのが記憶力になってきます。あなたの記憶の中にどれだけたくさんの情報が入っているか。それが、「やり抜く」ポイントになってきます。 では、記憶はどのように作られるのか?脳はどのように働いて記憶をつかさどっているのか?次回は、脳内の記憶のシステムについてお話しましょう。 中編の記事はこちら>

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