講師養成セミナー 第三回目、最初のワーク。
これまでの学習やポイントを踏まえて、受講者に
『講師の持っているテーマが伝わるプレゼンをする』
…という目的をもって、研修が始まる際の自己紹介をします。
受講者にテーマが伝わるような、内容や構成であることは
勿論、大事なのですが、実は真の目的はコレ(+o+)
『持ち時間中(テーマを伝えることを)どれだけ意識し続けられるか?』
受講者の皆さんが講師として、自己紹介を披露し、
その姿を録画したものを、全員で細かくチェックしていきます。
自己紹介で、講師の能力を受講者に開示してみせ
双方向のコミュニケーションを予感させる
研修のはじめの自己紹介は、その後の流れを決める
「肝」になります。

「この講師なら、研修受けてもエエんちゃう?」
「結構よさそうな学びが得られそう」
という雰囲気を。研修会場に巻き起こす…
講師からの一方通行にならないためには?
受講者を巻き込んでいかれる、アクションやトークは?
場づくりのポイントは?
さらなる高みを意識して、受講者同士、伊東講師
各人へのフィードバックに、カリスマ講師へのコツが
ビシバシ散りばめられていきます。
「”良いですか?”で、受講者に了承を得るのはOK。
でも必ず”はい”という了承を得て、次に進まないと×」
「”●●さん的にはどうですか?”
指名発表を振る →受講者から答えが出てこない
→間(沈黙)を我慢しきれない
→回答を言ってしまうはアウト」
「例えば”今から●●のために自己紹介をします。
そこを意識して、この研修を受けみて、後でどうだったか、
皆さんなりの感想を聞かせてください” など
何のためにやってやっているのかを宣言すると
受講者に意識づけができる」
「一つ一つの仕掛けを意識する。後で一つ一つ紐付する」
「意図を創る。人は意味付けしたい動物である、という特性を使う」
「この講師からなら、エエんちゃうの?」
を、最初の出だしで、どれだけ作りだせて
何人の受講生に、そう思って貰えるようにするか。
これって、つまるところ
受講者とのラポールを築くことなんですね。
出た、出た!
ラポールですよ、ラポール。

全力投球でラポールの構築を図ることで
魅力的な研修の第一歩が、自然できあがるようです。
カリスマ講師を目指す皆様。
受講者に取り残された感が出ると、ラポールは築けません。
ラポールは、油断をすると直ぐ切れちゃいます。
断絶感を感じる受講生を作らない、準備すること。
そこが肝心だそうです。
「ラポールは生ものですから 取扱い要注意 by講師@伊東」
(言い得て妙ですが、この表現だと腐ることもありそう(^^;)
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